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2026.03.14

ラボグロウンダイヤモンド1カラットの値段は? 選び方と一緒に解説

ラボグロウンダイヤモンド1カラットの値段は50万円前後です。天然ダイヤモンドの半分ほどと、比較的安価で購入できます。
安価でありながら天然ダイヤモンドとの違いはなく、コストパフォーマンスに優れているところが魅力です。

「宝石の王様」ともいわれるダイヤモンドは、その希少性から特別なジュエリーとして認知されています。価格も高く取り引きされ、気軽に手に入れにくいため、類似品で我慢している方も少なくありません。
近年では、ラボグロウンダイヤモンドと呼ばれる人工的に作られたダイヤモンドが人気を集めています。天然ダイヤモンドと比較すると安価ですが、類似品ではなく、本物のダイヤモンドとして認められています。
また、ラボグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドより優れているところもあり、人によってはラボグロウンダイヤモンドの方が美しいと思えるほど、魅力が詰まっています。

この記事では、ラボグロウンダイヤモンドの1カラットの値段と、天然ダイヤモンドとの違いについて解説します。



💎ラボグロウンダイヤモンド1カラットあたりの値段は?

ラボグロウンダイヤモンド1カラットあたりの値段はどれくらいなのでしょうか。天然ダイヤモンドの値段との違いも合わせて確認しましょう。

💎ラボグロウンダイヤモンドは1カラット50万円前後

ラボグロウンダイヤモンド1カラットあたりの価格は、品質やジュエリーブランドによっても変動しますが、30~50万円ほどです。天然ダイヤモンドと比較するとリーズナブルな価格帯で、近年人気を集めています。

💎天然ダイヤモンドの相場は2~3倍以上

天然ダイヤモンドの価格はラボグロウンダイヤモンドの2倍以上となり、1カラットは100万円程度です。これにブランド価格やアクセサリーとなる加工価格が加わると、さらに高額になります。
ラボグロウンダイヤモンドと天然ダイヤモンドでは大幅な価格差があるため、同じ価格でもラボグロウンダイヤモンドの方がより希望に近いデザインを選べます。



💎ラボグロウンダイヤモンドの特徴

ラボグロウンダイヤモンドは、人工的に管理されて生成されるダイヤモンドです。天然ダイヤモンドが生成される環境を再現しているため、物理的にも化学的にも全く同じ特性をもっています。不純物の調整が可能になったことで、純度の高い、大粒のダイヤモンドを生成できます。さらには、色のコントロールもできるため、天然では希少性の高いカラーダイヤモンドの生成も可能です。人工的に管理されるとはいえ、全く同じものが機械的に生成されるわけではありません。天然ダイヤモンドと同様、一つひとつに異なる個性をもつため、特別感が味わえる点もラボグロウンダイヤモンドの魅力のひとつです。



💎天然ダイヤモンドと違いはない?

ラボグロウンダイヤモンドと天然ダイヤモンドは炭素で形成されており、物理的・化学的特性もすべて同じです。肉眼では見分けがつかないため、専用機器を使用し鑑定を行い、天然ダイヤモンドと同様に鑑定書も発行されます。
ラボグロウンダイヤモンドと天然ダイヤモンドの大きな違いは生成される環境にあり、それに伴い純度に差が生まれます。
天然ダイヤモンドは長い年月をかけて地中で育つため、生成途中で不純物が混入しやすくなります。一方で、ラボグロウンダイヤモンドはラボで管理されて育つため、不純物が含まれません。
ダイヤモンドのタイプは純度によって2種類に分けられます。天然ダイヤモンド全体の98%は窒素を含むタイプ1で、100%炭素でできているタイプ2は2%しかないとされています。ラボグロウンダイヤモンドは、純度に優れておりすべてがタイプ2です。
本物のダイヤモンドとして認められているロボグロウンダイヤモンドは、天然ダイヤモンドよりも純度が高く、よりダイヤモンド本来の美しさをもっているといえます。


💎ラボグロウンダイヤモンドは偽物や類似石とは異なる

ラボグロウンダイヤモンドは4Cと呼ばれるダイヤモンド専用の評価基準にもとづいて品質が評価されます。これは、天然ダイヤモンドと同じ評価基準です。ダイヤモンドの類似石として、キュービックジルコニアやモアッサナイトなどがありますが、これらとラボグロウンダイヤモンドは別物です。見た目や輝きなど一見同じように見える類似石も、化学組成・モース硬度・屈折率・分散度などの細かい特性は異なります。特性の違いによって、素人でも判別できるものもあります。


💎ラボグロウンダイヤモンドのメリット

ラボグロウンダイヤモンドの特徴からみる、コストパフォーマンスや耐久性の良さなどのリットを紹介します。


💎コストパフォーマンスが高い

ラボグロウンダイヤモンドの大きなメリットは、コストパフォーマンスの良さです。クオリティにもよりますが、同じサイズのダイヤモンドでも半額以下で購入できる可能性があります。そのため、同じ予算であればラボグロウンダイヤモンドの方がグレードやサイズを上げられるため、理想のダイヤモンドを手に入れやすくなります。
また、ラボグロウンダイヤモンドは不純物が混入しないため、ダイヤモンド本来の輝きをもっています。不純物が少なく透明度の高いラボグロウンダイヤモンドの方に価値を感じるなら、コストパフォーマンスの良さは非常に大きなメリットとなります。


💎デザインの自由度がアップする

上記でも解説したとおり、同じ予算であればラボグロウンダイヤモンドの方が、よりグレードの高くしたり、ブランドの選択肢を広げたりすることも可能です。天然ダイヤモンドなら予算の都合上シンプルなデザインのアクセサリーしか作れない場合でも、ラボグロウンダイヤモンドであれば予算内で好みのデザインのものが作れます。
このように、天然ダイヤモンドでは妥協しなければならないポイントも、ラボグロウンダイヤモンドであれば叶えられる可能性が高まります。



💎耐久性は変わらない

ラボグロウンダイヤモンドと天然ダイヤモンドの耐久性に違いはありません。鉱物の硬さは「モース硬度」で数値化され、1~10段階で表されます。ダイヤモンドは最高数値10の硬度をもち、地球上で最も硬い宝石とされています。結晶構造が堅いため耐久性が高く、ダイヤモンドはダイヤモンドでしか削れません。ラボグロウンダイヤモンドのモース硬度も10で、天然ダイヤモンドと同じく耐久性に優れています。
一生もののアクセサリーなら天然ダイヤモンドというイメージがありますが、長く美しさを保てるという観点なら、ラボグロウンダイヤモンドも劣りません。品質表示が明確になっているものであれば、特別なシーンで使うアクセサリーにラボグロウンダイヤモンドを選んでも満足できるでしょう。



💎エシカルな宝石である

天然ダイヤモンドの採掘には環境破壊や紛争、劣悪な労働環境などが関係しており、世界規模で問題視されています。
ダイヤモンドの鉱山を作るためには森林を伐採し、大量の土を掘り返さなければならず、その土地の生態系のバランスを崩します。発掘後の土地は再利用されず、放置されることも少なくありません。
それでも、天然ダイヤモンドの需要は高く高額で取り引きされることから、発掘や製造の過程で過酷な労働や児童労働が横行していることもあります。改善措置が取られているものの、社会的透明性は低い現状にあります。
ラボグロウンダイヤモンドは、製造過程が明確なため透明性が高く、人権問題とは無縁で環境への影響を最小限に抑えられます。
近年、地球環境や人権問題に配慮するサスティナブルな考え方が広がっており、エシカルな宝石として社会的課題に関心の高い人々から支持を集めています。


💎ラボグロウンダイヤモンドの注意点 

コストパフォーマンスに優れ、天然ダイヤモンドと比較すると選択しやすいラボグロウンダイヤモンドですが、購入する際は以下の注意点をチェックしておきましょう。


💎鑑定書の表記が異なる

ラボグロウンダイヤモンドは本物のダイヤモンドですが、天然ダイヤモンドと鑑定書の表記が異なる点に注意しましょう。鑑定書には「ラボグロウン」と表記され、天然ダイヤモンドと区別づけられます。見た目では違いがわからなくても、鑑定書を見ればどちらであるかを確認できるため、天然であることにこだわる方にとってはデメリットに感じるでしょう。
ただし、4Cの評価方法は天然ダイヤモンドと同じです。品質表示は天然と変わらない点を理解しておきましょう。


💎安定供給されていない

ラボグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドのように発掘するのではなく、ラボで生成するため、計画的にジュエリーを製造することが可能です。ただし、手元に届くまでには時間がかかることがあります。現在は市場が急速に拡大しており、市場の拡大と実際の取引量が追いついていないため、サイズやグレードによってはすぐに調達できない場合があります。2カラット以下の一般的なサイズであれば、2~3か月ほどで入手できますが、それ以上サイズであれば、ある程度期間が必要であることを押さえておきましょう。


💎投資や再販向きではない

ラボグロウンダイヤモンドを投資として購入する予定、購入後に再販する予定がある場合は注意が必要です。
ラボグロウンダイヤモンドは市場に出回り始めてから日が浅いため、投資や再販での価値が不透明です。再販に関しては、できるかどうかも定かではありません。そのため、投資や再販できたとしても価値が購入価格を下回る可能性がある点に注意しましょう。
ただし、これは天然ダイヤモンドにも今後関係してくる可能性があります。ラボグロウンダイヤモンドの価値の上がり方次第では、天然ダイヤモンドの価値が下がるなどの影響を受ける可能性もあるでしょう。

💎認知度や価値観の違い

ラボグロウンダイヤモンドが登場したのは20世紀初頭です。宝石としてはまだ新しいため、ほかのものと比べると認知度は低くなります。そのため、ラボグロウンダイヤモンドを知らない人からは「偽物ではないか」と思われることもあるかもしれません。
また、天然を好む人にとっては、価値の低いダイヤモンドとみなされることもあります。近年、ラボグロウンダイヤモンドへの注目が集まっている一方で、希少価値の高い天然ダイヤモンドを重視する意見もあります。



💎ラボグロウンダイヤモンドの評価と基準について

人工的に製造されているラボグロウンダイヤモンドですが、美しさやグレードなどに個性があります。より高品質なラボグロウンダイヤモンドを見極めるためには、品質評価基準を理解しておきましょう。


💎美しさ

ラボグロウンダイヤモンドは、天然ダイヤモンドと同じ炭素から作られています。製造される過程は異なりますが、屈折率や光の分散度は同じです。そのため、人工のダイヤモンドであっても、天然ダイヤモンドと美しさや輝きは遜色ありません。
そのうえ、ラボグロウンダイヤモンドの方が不純物は少なく純度が高いことから、天然ダイヤモンドよりも美しく感じる可能性もあります。
さまざまな形・大きさ・色の輝きを楽しみたいなら、天然ダイヤモンドよりもラボグロウンダイヤモンドが適しています。ラボグロウンダイヤモンドはオプションが多いため、好みに合わせたデザインを作ることも可能です。
よりクリアな美しさや自由度の高い輝きを求めるなら、ラボグロウンダイヤモンドの方がおすすめです。


💎耐久性

ラボグロウンダイヤモンドの硬さは、天然ダイヤモンドと同じモース硬度10です。ダイヤモンドを含む鉱物の硬度は、10段階で硬さを計れます。硬度は10が最高数値であり、ラボグロウンダイヤモンドは耐久性の高い鉱物のひとつです。
ダイヤモンドの類似石であるキュービックジルコニアは8.25、モアッサナイトは9.25で、似た輝きをもっていても耐久性は劣ります。


💎ラボグロウンダイヤモンドと4Cの基準

ラボグロウンダイヤモンドは、天然ダイヤモンドと同じ基準で評価されます。人工であっても評価によって価値が変わるため、評価が明確になっているものを購入することが大切です。評価システムは4Cと呼ばれ、国際的なダイヤモンド専用の評価基準です。4Cとは、Carat(カラット)・Color(カラー)・Clarity(クラリティ)・Cut(カット)の4つの品質を意味します。


💎カラット

ダイヤモンドの重量を示す単位で、1カラットは0.2グラムです。カラットが大きくなるほど価格は上がります。ラボグロウンダイヤモンドはサイズをコントロールできるため、カラットのバリエーションが豊富です。天然ダイヤモンドよりも好みに合わせたカラットを選びやすいでしょう。


💎カラー

ダイヤモンドの色味のことです。ラボグロウンダイヤモンドは、高価な無色透明のものからほんのり色付いたものまであります。選べるほどカラーが豊富なのも人工のダイヤモンドがもつ魅力のひとつです。


💎クラリティ

クラリティとは透明度のことです。ダイヤモンドは透明度や不純物の有無を評価します。ラボグロウンダイヤモンドは不純物を調整できるため、クラリティは高いです。透明度が高いほどダイヤモンドとしての価値が高くなります。

💎カット

ダイヤモンドのカット技術のことです。カット技術が高いほど光の反射がきれいで輝きが増します。ラボグロウンダイヤモンドは計算された角度でカットされているため輝きが美しく、高い評価が得られやすいです。


💎ラボグロウンダイヤモンドの選び方

ラボグロウンダイヤモンドの選び方を紹介します。以下のポイントを押さえて、自分にとって価値あるダイヤモンドを手に入れましょう。

💎品質

予算内で品質の良いものを選びたいなら、カラー・クラリティ・カットを優先しましょう。カラットを控えめにすることで、予算におさまりやすくなります。
3つのポイントの中でも、優先するといいのはカットです。ダイヤモンドのカットは、光の反射と屈折を最大限に活かし、美しい輝きを大きく左右します。妥協せず、最も高い品質を示す「3Excellent」の評価を得ているものを選びましょう。カラットが小さくなっても、そのほかの基準が高いものを選ぶことで、クオリティの高いアクセサリーを購入できるでしょう。自分へのご褒美ネックレスやブライダルリングなどにおすすめです。

💎石のサイズ

石の大きさを重視するなら、品質よりもカラットを意識して選びましょう。まずは予算内で購入できるカラットを選びます。カラットが決まったら、そこから可能な範囲でカラー・クラリティ・カットを決めると良いでしょう。
ただし、カラット以外の要素は品質にこだわれないため、石の大きさとバランスの取れた見た目で選ぶのがおすすめです。
カラー・クラリティ・カットの中でも、カラーとカットを重視すると失敗しません。石が大きいとカラーとカットは目につきやすいため、こだわることで品質の部分をカバーできます。

💎デザイン

ラボグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドと比べると安価なため、予算に余裕があるならデザインにこだわりましょう。石だけでなくデザインにまでこだわると、長く身につけ続けたいと思えるような、特別なアクセサリーになります。
天然ダイヤモンドなら予算の都合上デザインに妥協する部分があったとしても、ラボグロウンダイヤモンドであれば、品質・サイズ・デザインにおいてバランス良くこだわれます。

💎ラボグロウンダイヤモンドのケア方法

ラボグロウンダイヤモンドのお手入れについて紹介します。日頃のお手入れは、ほかのジュエリーと同じく簡単です。日常的に使ったとしても美しさを保ち続けられます。


💎クリーニングの目安

ラボグロウンダイヤモンドをクリーニングする頻度は、汚れ具合によっても変わりますが、一般的には3か月に1回程度がおすすめです。この頻度なら美しい輝きを維持できます。
また、1年に1回はメンテナンスを同時に行うと、品質を保てるでしょう。ラボグロウンダイヤモンド周りにあしらわれた地金は、扱い方によっては歪んだり、ズレたりすることがあります。
簡単なお手入れであれば自宅でも可能ですが、クリーニングは汚れや石の状態に合わせてお手入れしてくれるため、よりきれいな状態で長持ちします。クリーニングは、可能であれば購入店舗への依頼がおすすめです。しかし、近隣に店舗がない場合は、他店舗に依頼しても良いでしょう。ただし、他店舗のアイテムを引き受けてくれるかを、事前に確認しておく必要があります。


💎日常的なお手入れ・保管方法

美しい状態を保つには、日常的に行うお手入れも重要です。ただし、特別な手入れは必要ありません。使用後の保管前に、乾いた柔らかい布で全体を優しく拭き取りましょう。
見た目だけではわかりにくいですが、使用したジュエリーには埃や汚れがついています。また、ダイヤモンドは親油性をもつため、油分になじみやすく表面に被膜を作ります。汚れで覆われるとくすんだ輝きとなり、本来の美しさが失われてしまいます。
家庭で手入れを行う場合は、中性洗剤や重曹を用いることで汚れを落とせます。水気はしっかりと拭き取り、取り切れない水気はドライヤーの冷風で乾かすなどしてから保管します。頑固な汚れのお手入れは、貴金属の部分を傷めてしまう可能性もあるため、専門の業者に依頼しましょう。


💎身につけているときのポイント

ジュエリーを身につけるのは身支度の最後にしましょう。ジュエリーは触れる成分によって変色する可能性があります。メイク・ヘアスプレー・香水などがジュエリーに触れないよう注意しましょう。
また、デザインによっては洋服に引っかかってほつれる可能性もあるため、着替えた後につけて、帰宅後は洋服よりも先に外しましょう。ジュエリーの種類によっては、水や洗剤に弱いものもあるため、お風呂や家事中はできるだけ外すことが大切です。

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